ひぶ?

  • 2009/08/15(土) 11:44:23

GIRL NEXT DOOR
GReeeeN
何のことかわかりますか?
恥ずかしながらつい最近まで存じませんでした。
そんなのも知らないのかと、看護師にあきれられてしまいました。
音楽は好きですが視野が狭いのかも知れません。

では、Hibはご存知でしょうか?
小さなお子様のいらっしゃる家族の方はご存知と思いますが、そうでない方には何のことかと思う“Hib”
Hibとはヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenzae type b)という細菌の略称で、「ヒブ」と読みます。ウイルスを見つける技術のなかった時代に、インフルエンザウイルス感染者から発見され、その当時はこの細菌がインフルエンザの原因であると考えられたためたため、この名前がついてしまいましたが、実際には冬に流行するインフルエンザウイルスとはまったく違った微生物です。

(ここからちょっと堅い話になります)

Hibはヒトからヒトへと飛まつ感染し、鼻咽喉に住み着いて、これが病原菌となって、肺炎や喉頭蓋炎、髄膜炎などの原因となることがあります。
Hib髄膜炎は細菌による髄膜炎の中でも頻度が高く、かかると、発熱、頭痛、嘔吐、けいれんなどの症状がみられます。そのうち5%は死亡、25%は後遺症を残します。
多くの場合、生後3ヶ月から5歳までの子供にかかりやすく、特に2歳未満の子供で頻度が高くなります。
初期症状は一般の風邪と区別がつきにくく、簡単な検査では診断はつきません。
抗生剤が効きにくい場合もあり、予防が重要であるといわれています。

(堅い話おわり)

ようするに“ヒブ”は子供がかかると重症になりやすい病気の原因となる細菌であり、予防接種が大切ですというわけです。

ところが、この予防接種に使用するワクチンは日本では昨年ようやく使用できるようになったばかりで、需要に供給が追いついていません。
当クリニックでも予約して月3人がなんとか摂取できている状況です。
8月15日現在で次回の予約は10月分になりそうです。

蛇足ながら、HIVを「ヒブ」と言ったりすることがありました。
こちらはHuman immunodeficiency virusの略でAIDS(エイズ)の原因ウイルスです。

「ヒヴ」と言うべきでしょうか?



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