インフルエンザの検査?

  • 2009/08/21(金) 10:49:50

夏ですが、新型インフルエンザの影響でインフルエンザの迅速検査を実施する機会が増えています。
インフルエンザは上気道(のどや鼻)の粘膜で増殖して、くしゃみや咳と共に周囲に散らばります。
その飛まつを吸入してしまったり、地面に着地したものが乾燥して空気と共にのどに入ってくると、吸い込んだ人ののどの粘膜でまた増殖します。

のどに付着したインフルエンザウイルスは、粘膜の細胞の中に住み込んで増殖してきます。
インフルエンザが増殖することでのどの粘膜で、ある種のサイトカインなるものが産生され、熱や全身倦怠感の原因になります。

インフルエンザウイルスは感染力が強く、かかったときの症状もきついのですが、他の多くのウイルスと違って、ウイルスの増殖を抑える治療薬が存在します。
したがって、はやく診断をつけることが重要になります。

クリニックで実施しているインフルエンザの迅速検査はのどの粘液を採取して調べます。
具体的には
〔碧世任里匹留をこすって粘液をひっつけてくる
鼻のあなからのどの奥にとどくまで綿棒を入れて粘液をひっつけてくる。
I/紊鮑亮茲垢

以上の方法で採取した粘液を特定の検査キットを使うことで10〜15分で判断します。

一般には綿棒を使う方法で検査します。鼻の穴からいれる方法が一番ウイルスを感知しやすいのですが、のどを直接こする方法とは大差がないようです。鼻の方法は多少ぴりっと痛むことがありますが、耐えられないようなものではないです。のどをこする方法では嘔吐反射が出てこっちのほうがつらいこともあります。

検査のタイミングですが、発熱後12時間程度経過してからすることをお勧めします。
熱が出てすぐに粘液をとっても、のどの粘膜で十分にウイルスが増えていないので、かりに感染していても検査が陰性になってしまう可能性が高いからです。

とにかく、かからないのが一番です。
うがい、手洗いを繰り返しましょう。

Sunshine, Rain and AGA

  • 2009/08/16(日) 00:22:21

あついです。
夏です。
雨が降ります。
やがて晴れます。
さんさんと日の光をあびるだけで、
植物は頼みもしないのにぐんぐん伸びます。
土曜日の半日の仕事を終えて帰宅しました。
暑いさなか、庭の植栽の手入れをするよう命じられました。
脱水と戦いながら、なんとか刈り終えました。
地面に生えてる雑草には気付かないふりをして、自分をごまかしました。

水と太陽だけで生える植物はすごいです。
頭にいくら水をかけて日焼けさせても毛は生えてきません。
むしろ紫外線で毛が抜けます。

昨年末、同期で医者になった仲間5人とのみに行きました。
自分だけ30分遅れて到着しました。
半年ぶりに会った仲間ですが、正面に座っていた友人Yが僕の頭を指差して開口一番
「だいぶきてるなぁ」といってきました。
そいつは役所広司なみにふさふさです。
とっさに右隣の友人Tを見ました。
仲間内での薄毛No.1を見て安心したかったのです。
ところが!
学生時代から額が広くなり続けていたその男の頭髪は明らかに増えているではないですか!?
「え!?なんで?」
と聞く(というより驚愕の声を発する)と
「そら、のんでるもん」
と自慢げに答えてきました。
間髪いれず、左斜め前の友人Fが
「俺ものんでるもん」
と親指で自分の頭を指差しています。
すかさず右斜め前の友人Kが
「俺が処方してるもん」
といって、ジョッキの生ビールを飲み干しました。

生き証人2人を目にしながら「効くんかぁ?」と不信そうにたずねる私に
「しんちゃん(私のことです)にも処方したるわ」と言ってくれました。

それから半年ほど友人医師Kが処方してくれている某有名メーカーのAGA治療薬を
のんでいます。
確かに抜け毛は減っています。
頭髪が増えたかどうかは定かではないです。

AGA治療ご希望の方は当クリニックでもご相談にのりますので、ご遠慮なくおたずねください
紫外線には気をつけましょう。

ひぶ?

  • 2009/08/15(土) 11:44:23

GIRL NEXT DOOR
GReeeeN
何のことかわかりますか?
恥ずかしながらつい最近まで存じませんでした。
そんなのも知らないのかと、看護師にあきれられてしまいました。
音楽は好きですが視野が狭いのかも知れません。

では、Hibはご存知でしょうか?
小さなお子様のいらっしゃる家族の方はご存知と思いますが、そうでない方には何のことかと思う“Hib”
Hibとはヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenzae type b)という細菌の略称で、「ヒブ」と読みます。ウイルスを見つける技術のなかった時代に、インフルエンザウイルス感染者から発見され、その当時はこの細菌がインフルエンザの原因であると考えられたためたため、この名前がついてしまいましたが、実際には冬に流行するインフルエンザウイルスとはまったく違った微生物です。

(ここからちょっと堅い話になります)

Hibはヒトからヒトへと飛まつ感染し、鼻咽喉に住み着いて、これが病原菌となって、肺炎や喉頭蓋炎、髄膜炎などの原因となることがあります。
Hib髄膜炎は細菌による髄膜炎の中でも頻度が高く、かかると、発熱、頭痛、嘔吐、けいれんなどの症状がみられます。そのうち5%は死亡、25%は後遺症を残します。
多くの場合、生後3ヶ月から5歳までの子供にかかりやすく、特に2歳未満の子供で頻度が高くなります。
初期症状は一般の風邪と区別がつきにくく、簡単な検査では診断はつきません。
抗生剤が効きにくい場合もあり、予防が重要であるといわれています。

(堅い話おわり)

ようするに“ヒブ”は子供がかかると重症になりやすい病気の原因となる細菌であり、予防接種が大切ですというわけです。

ところが、この予防接種に使用するワクチンは日本では昨年ようやく使用できるようになったばかりで、需要に供給が追いついていません。
当クリニックでも予約して月3人がなんとか摂取できている状況です。
8月15日現在で次回の予約は10月分になりそうです。

蛇足ながら、HIVを「ヒブ」と言ったりすることがありました。
こちらはHuman immunodeficiency virusの略でAIDS(エイズ)の原因ウイルスです。

「ヒヴ」と言うべきでしょうか?